一之宮神社(矢口)

祭神

不詳ですが

  • 経津主命(ふつぬしのみこと)
  • 建御雷命(たけみかずちのみこと)
  • 饒速日命(にぎはやひのみこと)
  • 日本武尊(やまとたけるのみこと)
  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)

その他、大己貴命・御魂命・大宮姫命・大田命など祭ると言われています。
※歴史の古い神社程、祭神不詳が多いと考えられています。

由緒

埴生郡の一之宮であり、印旛郡誌によれば「麻生、須賀、興津、安食、佐野、北辺田、矢口、七ヶ村の氏神であるが、七ヶ村は共に旧麻生の内にある。
又、矢口一之宮は熱田をまつる」とも言われています。
新選佐倉風土記によると「在矢口村伝延長2年9月19日祭之」とありますが、成田市松崎にある二之宮神社の創建が斉衡(さいこう)3年(856年)で「一之宮神社外記がこれを相続す」とあるので、それより以前に一之宮神社はあったと思われます。

社殿

旧本殿は安和元年(968年)正月建立の記あり。
現本殿は、一間社流造りで、天明5年(1785年)に建立されたものです。
現本殿内部墨書によれば「安永8年亥年宮様御下り良宮奉称候」とあります。

行事

1月20日:おびしゃ祭(奉謝祭又は歩謝祭)

五穀豊穣、郷内安全、除災招福を祈り宿にて式、神社にても厳かに式典を行います。

4月:第二の日曜日

農事、事はじめにあたってのお祓いの行事
五穀豊穣、郷内安泰を祈願し、3匹の獅子舞が奉納されます。
男獅子、女獅子、中獅子が太鼓や笛の音に合わせて勇壮に舞います。